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実際の性能曲線を例に、MORIWAKIマフラーが目指す出力特性を見てみましょう。図1の3本の性能曲線はそれぞれ@純正マフラーA開発途上のプロトタイプB市販化された製品です。図2に示された直線的な線はそれぞれの車速を データ化したものです。

3本の性能曲線のうち一番高いピークパワーを得ているのはプロトタイプですが、全体的に安定した出力を確保しているのは製品化されたマフラーです。

どの目標速度においても、ピークパワーの一番高いプロトタイプよりも、また純正よりも製品化されたマフラーが一番速いことが明らかです。

ピークパワーが必要な場合も確かにありますが、実用域で確かな車速を得ることで、「実際に速い」出力特性もMORIWAKIのマフラー開発の基本的な開発方針なのです。
チタニウム、ステンレススチール、鉄、アルミなど、MORIWAKIの市販マフラーのエキゾーストパイプや各種ステーに採用されている主な金属材料は何種類ありますが、それらは加工性や振動対策、熱対策から軽量化や仕上げのこだわりはもちろん、大前提として想定される使用環境で十分な強度と安定性を確保できるように材料の選定と最適な設計を心がけています。
特定車種のマフラーの材料として何が最も適当なのかそれぞれの金属の特性を把握し計算、解析の上、数十種類にも上る品目から最適な材料を選定します。
最適な材料選定後は同等精度で安定した製品の生産を効率よく進めます。

「MORIWAKIのマフラーなら安心」という販売店様やお客様の評価を裏切らないために今後も製品作りにこだわります。
1本のマフラーを製作するとき、数十にも上る製造工程の中で最も金属に負担をかける工程の一つが「溶接工程」です。
金属本来の特性や強度を発揮させるためMORIWAKIでは細心の注意と職人の技術を最大限投入して行い、極めて高水準の溶接をマフラー製作に採用しています。

自動溶接機では再現の難しい入り組んだ場所では、熟練の溶接工がその真価を発揮します。MORIWAKIブランドを背負った彼らの職人技は、自動溶接機と比較しても何ら見劣りしない溶接跡(ビード)を描き、抜群の強度も確保しています。
MORIWAKIマフラーの基本的な開発方針は、ある回転数で突然鋭い吹け上がりを見せるピーキーで扱いにくいものではなく、低・中・高回転域の全回転域に渡って「底上げ」されるような特性を目指しています。

どんなに高い出力を誇っても、パワーの出方が唐突でピーキーなマフラーでは微妙なアクセルワークが要求される限界域などでは扱いにくく、安定したスライドコントロールや積極的な荷重 移動をイメージ通り行うことはとても困難です。
フラットな特性という言葉が「味付けがない」という否定的なニュアンスで用いられるケースを多々耳にしますが、MORIWAKIは「力強いフラットな特性」こそ様々な意味で高い安定性とコントロール性をもたらし、結果として速いラップタイムを刻むことができるものと考えています。

ライダーの意思と同調した力強いフラットな特性は、右手をひねった分だけリアタイヤに路面を蹴らせることができ、本格的なスポーツマフラーになるのです。
MORIWAKIはロードレースで培ったノウハウを最大限フィードバックした高性能オートバイ部品を、もっと身近に、そしてもっと手軽に楽しんでもらえるよう、徹底したコストと生産体制の管理することで適切な商品定価の設定に努めてきました。
今後もMORIWAKIでは、「こだわりの製品開発」から生まれた「最高の製品」を適正価格でお求め頂けるよう努めてまいります。
様々な年代の様々なオートバイが市場に出回る中、時代に合わせて最も最適なマフラーを提供してきたMORIWAKIのストリートマフラーは、安心してオートバイのカスタマイズを楽しんで頂けるよう、それぞれに十分な耐震性や強度を持たせることで常に高い総合性能を確保することはもちろん、合法性にも留意し展開してきました。

JMCA(全国二輪車用品連合)の会員として、近接排気音量や有毒排気ガス濃度に関連した自主規制を積極的に推奨・実施し、道路交通法で定められている規制値を下回るよう高い意識をもって製品開発に取り組んでいます。
騒音や排ガス規制はオートバイの年式や形式によって、JMCAの認定も様々です。
TYPE 1 TYPE 2
H10年騒音規制前の車に有効
近接排気音騒音規制 99dB以下
H10年騒音規制以降の車に有効
近接排気音騒音規制 99dB以下
TYPE 3 TYPE 4
H10/H11年排ガス規制対象車に有効
○ 純正EXが触媒を装着していない車両に有効
○ 近接排気音騒音規制 99dB以下
H10/H11年排ガス規制対象車及びH13年騒音規制対象車に有効
○ 純正EXが触媒を装着していない車両に有効
○ 近接排気音騒音規制 94dB以下
TYPE 5 TYPE 6
H10/H11年排ガス規制対象車に有効
○ 純正EXが触媒を装着している車両に有効
○ 近接排気音騒音規制 99dB以下
○ 車検時は「排ガス試験成績表」が必須
H10/H11年排ガス規制対象車及びH13年騒音規制対象車に有効
○ 純正EXが触媒を装着している車両に有効
○ 近接排気音騒音規制 94dB以下
○ 車検時は「排ガス試験成績表」が必須
@ 車検証の車両型式が"BC- "で始まるか、または「平成11年排ガス規制適合」と記載されている
はい A へ ⇒
いいえ TYPE 1 or TYPE 2
A 純正車両の純正マフラーに排気ガス触媒装置が装備されている
はい B へ ⇒
いいえ C へ ⇒
B 車検証に「平成13年騒音規制適合」と記載されている
はい TYPE 6
いいえ TYPE 5
C 車検証に「平成13年騒音規制適合」と記載されている
はい TYPE 4
いいえ TYPE 3
「レースの現場」では「机上の理論」が狙い通りに成立しない事が多々あります。
理論や分析が不要という訳ではありませんが、MORIWAKIにとってのレース活動は、まさに「試行錯誤の実験現場」であり続けています。

 30年以上に渡り、最前線でレース活動を続けてきたMORIWAKIは、常にその「極限の環境下」で製品開発と性能実験を積み重ねてきました。
そこで得られた膨大なデータとテスト結果は、マフラーを中心としたモリワキ製品に確実に還元され、一般公道走行を条件に要所を再検討し、高い絶対性能と高い安全性が上手くバランスした市販製品として量産し、お手元にお届けしています。
 
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