The 42th "Coca-cola" Suzuka 8hours Endurance Race

7月28日(日)決勝レース KYB MORIWAKI RACING、2019年の鈴鹿8耐はシングルフィニッシュの9位。

RELEASED:2019.7.28

2018-2019世界耐久選手権シリーズ最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝日を迎えた。台風6号の影響を受けてレーススケジュールがキャンセルされた前日とは打って変わって朝から晴天。しかしかなりの湿度が高く無風のため路面が完全ドライにはならなかった。ところどころウェットパッチが残る難しい路面コンディションで決勝レース前の最後の確認を行い、2分11秒702で16番手につける。

 スタートライダーに高橋を起用して午前11時30分、予選10番手から決勝レースがスタート。
2周目に2分9秒586のベストタイムをマークして9番手にポジションを上げる。
路面温度が上がりピレリタイヤには厳しいコンディション。チームは、高橋と小山を28周、トロイを26周のルーティンに設定。無理してアタックしてタイムを上げてもタイヤのタレによる落ち幅の方が大きい。であれば「ミス無く自分のアベレージをキープして」走る方が良いと判断する。淡々と走るのは簡単そうに見えて実は難しい。自分自身のコントロールが重要になる。

 バックマーカーや変化する路面コンディションの中で高橋と小山はは2分11秒〜12秒中盤、トロイは2分12秒〜13秒台の安定したラップタイムで周回を重ね、ピットインのタイミングで順位は変化するが終始9番手〜10番手を走行する。チームもミスをすることなくライダーをサポートする。

 最終スティントは小山が走行。前を走るSERT(スズキ)との差が9秒4、8秒8、7秒6と1周につき約1秒縮まっていく。「ゴール直前の最終ラップに追いつける」と踏み、集中して走行する中で雨が落ちてくる。幸い路面が濡れるまでには至らなかったがその直後、目の前のマシンがエンジンブロー、油煙をモロに被るが慎重に走行を重ね、シングルフィニッシュの9位でチェッカーを受ける。

 2019年のモリワキの鈴鹿8耐は終わった。今年は高橋と小山の体型が近いだけではなく乗り方も似ていたのでマシンセットの方向が決まりやすかった。トロイも二人に合わせて積極的に走り込み、慣れないマシンでタイムを上げる。この3人のチームワークの良さにチームも触発されてモリワキ全体が良い雰囲気に包まれミスの無いレースウィークを過ごすことができた。
もちろん現状の成績に満足などしていない。更なる高みを目指し、「モノ作りにこれでいいと言う終わりはない。」と言うモリワキの企業精神に基づきライダー、チーム、スタッフ、社員、全てが来年の鈴鹿8耐の頂点を目指して突き進む。

皆さまからの熱いご声援、誠にありがとうございました。 これからもモリワキの挑戦にご期待ください。

高橋 裕紀 選手
「テストからメカニック、チームスタッフ、小山選手、トロイ選手も含めて本当にミスも無駄な時間も無く決勝レースを終えることができました。もちろんもっともっと上に行きたいという気持ちはありますが、現状の我々にできる限りの中でここまでミス無く8時間走り切るというのは滅多にないことだと思います。 ブリヂストン勢が強いと言う最近の流れの中で敢えてピレリタイヤで闘いながら今持てる力でベストを尽くせたかなと思います。この経験を今後に活かしていきたいと思います。みなさまのご声援、ありがとうございました。」

小山 知良 選手
「最低限の目標シングルフィニッシュを達成できて良かったです。路面温度が上がったのでタイヤにとって厳しいコンディションでした。プッシュしてもグリップ力のドロップダウンの幅が大きいので、であれば淡々とノーミスで走る作戦にしました。その中で自分たちのアベレージを上げて行けばチャンスはあると判断しました。最終スティントは最終ラップに追いつくと計算して走行していたら目の前でオイルを吹いたので慎重に走りました。モリワキで走れたことを誇りに思います。皆さまのご声援をありがとうございました。」

トロイ・ハーフォス 選手
「とても幸せな気分です。モリワキのチームでよい結果を残せたことを誇りに思います。チーム及びライダーみんながミスも無く、最高の仕事をしたことで得られた結果だと思います。暑くて、非常にペースの速いレースだったけど9位という結果を残せたことを祝福したいです。また、チャンスがあれば是非、来年も走りたいし、更にいい結果を残したいです。」

7月27日(土)トップ10トライアル トップ10トライアルは台風の影響により中止。KYB MORIWAKI RACING、決勝レースは10番グリッドから臨む。

RELEASED:2019.7.27

 2019鈴鹿8時間耐久ロードレースの土曜日は2年連続で台風の影響を受けた。台風6号が三重県に上陸、朝から雨風が強く時折突風が吹く危険なコンディション。鈴鹿4時間耐久ロードレースは3時間に短縮され、鈴鹿8耐のフリー走行はキャンセルとなった。
さらに決勝レースのグリッドを決めるトップ10トライアルは荒天によるコースコンディション悪化により中止となった。

 事前の雨の公式合同テストでは総合3番手につけていた。このトップ10トライアルはジャンプアップのチャンスであっただけに非常に残念である。 明日の決勝レースはドライコンディションが予想される。チームとライダーは気持ちを切り替えて本番の決勝レースに臨む。

高橋 裕紀 選手
「テストの時から雨の走行は調子良かったので、間違いなく10番手よりは上にいける自信があったので中止はとても残念です。もちろん、何位まで上がれるかは未知数ですがチャレンジはしてみたかったです。気持ちを切り替えて明日の決勝レースを頑張ります。」

小山 知良 選手
「自分は初めてトップ10トライアルに残ることができたのでどこまでいけるのかチャレンジしたかったです。走行中に流すBGMも「湘南の風」に決めていました。(笑) 中止は残念ですが一番大事なのは明日の決勝レースなので、明日はノーミスで行けるように頑張ります」

トロイ・ハーフォス 選手
「トップ10トライアルを走れなくて残念です。我々の走りを見に来てくれたファンには申し訳ないけど、安全を考えれば正しい決定だと思います。明日は暑く、長いタフなレースになると思うけど、今日リフレッシュできたおかげでいいレースが出来ると思います。」

7月26日(金)公式予選 KYB MORIWAKI RACING 計時予選10位。トップ10トライアル進出を決める!

RELEASED:2019.7.26

 2019年の鈴鹿8耐が開幕した。復帰して3年目のシーズン。「感動・夢・勇気・歓び」を共有できるレースを目指してライダー体制も一新した。昨年に引き続きKYBのサポートを受け、エースライダーにJSB1000クラス参戦4年目となる高橋裕紀、そして世界グランプリで「コヤマックス」の愛称で親しまれる小山知良を起用。高橋と小山は昔から親交が深く、体系も近いのでマシンのポジションも近い。
そしてもう一人、2016年、2018年のオーストラリアスーパーバイク選手権(ASBK)チャンピオン「Troy Herfoss(トロイ・ハーフォス)」を迎え入れた。

 今年は鈴鹿8耐に焦点を絞り全日本ロードレースは鈴鹿のスポット参戦のみ。昨年の鈴鹿8耐終了後から進めてきたマシン開発に4月のレースで得たデータを加えてさらにマシンのポテンシャルを上げた。モリワキオリジナルのパーツでモディファイしたCBR1000RRモリワキ改で8時間先の栄光のゴールを目指す。

 今年は公式事前テストが1回のみだったため、水曜日と木曜日に公式テストを行うスケジュールとなった.。7月24日(水)は午前中1時間半の走行を2本、午後に1時間と1時間半×2本、合計7時間もの走行となった。高橋がベースセットを決め小山とトロイが合わせる。小山は高橋と同じポジションで乗りこなせるがトロイには若干狭い。トロイはマシンやポジションに慣れるためにも精力的に走り込んでいた。初日は2分9秒378で総合10番手につけた。翌日木曜日は朝から真夏の日射しが照りつける暑さとなり、路面温度は50度を超える。午前と午後1時間ずつ2回行われ走行で2分10秒174のタイムをマークする。

 迎えた公式予選。台風の影響が心配されたが朝から夏空。8:30から10:30まで2時間のフリー走行は決勝レースを見据えた走行と午後の計時予選を見据えた走行を半分ずつ行いそれぞれのタイヤを決めた。

 公式予選は、ライダーブル—、ライダーイエロー、ライダーレッドの順番に各20分の予選セッションが2回行われ、ベストタイムの平均が採用される。ライダーブルーは高橋。ライダーイエローは小山。ライダーレッドはトロイで臨む。KYB MORIWAKI RACINGは1周のタイムアタックに集中する作戦に出る。コースの混雑状況、クリアラップが取りやすい状況をチームが考えライダーにコースインする時間を指示、この作戦が的中する。1本目:高橋は2分8秒891、小山が自己ベストを大幅に更新する好走の2分8秒489、トロイは2分9秒480、3人の平均タイム2分8秒953で総合10番手につける。
2本目の走行、新品タイヤを任された高橋が渾身の走りで2分8秒307をマーク。KYB MORIWAKI RACINGの予選タイムは平均タイム2分8秒758。総合10番手につけて明日のトップ10トライアル進出を決めた。

高橋 裕紀 選手
「このウィークに入り、3人のライダーとマシンとピレリタイヤのマッチングを確認するのに無駄の無い時間の使い方ができています。午前中のフリー走行では半分は決勝を想定して、半分は予選を想定して走行しました。さらに計時予選に向けて立てた作戦が見事にはまり、TOP10トライアルに10番手で通過できたことはとても嬉しいです。3人の相性も良いですし、チームとの連携もとても滑らかです。まだ誰も転倒していませんし、このウィークはとても良い流れで来ています。」

小山 知良 選手
「裕紀選手が造り上げてきたバイクですので信頼を持って乗れています。初めて乗った時に2分9秒台に入り良い流れで来ていました。但、このレースウィークに入り路面温度が一気に上がりフィーリングが変わってしまい一発のタイムが出ていませんでした。TOP10に残るには2分8秒中盤のタイムが必要でしたので一周に集中して走行しました。その結果が2分8秒4と自己ベストも大幅に更新しました。これも裕紀選手が仕上げてきてくれたバイクとチームのおかげです。」

トロイ・ハーフォス 選手
「非常に楽しく乗れています。今回初めてピレリの予選タイヤを使ったが、このバイクでの自己ベストを出すことができうれしいです。チームメイトも素晴らしい走りをしてくれてチームがTOP10トライアルに進めたことが非常に満足です。明日はチームメイトが頑張ってくれるのが楽しみです。」

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2019 鈴鹿8耐第三ライダーにTroy Herfoss選手が決定

RELEASED:2019.7.1

KYB MORIWAKI RACINGは「2019 FIM世界耐久選手権シリーズ"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース」の第3ライダーとして

2016年、2018年のオーストラリアスーパーバイク選手権(ASBK)チャンピオンライダー「Troy Herfossトロイ・ハーフォス)」の起用が決定いたしました。

鈴鹿8耐に向け、テストを重ね、さらにポテンシャルアップしたマシンと既に発表の高橋裕紀選手、小山知良選手と共に8時間先の栄光のゴールを 目指し走ります。

Troy Herfoss選手■鈴鹿8時間耐久ロードレース
'16 オーストラリアスーパーバイク選手権 シリーズチャンピオン
'18 オーストラリアスーパーバイク選手権 シリーズチャンピオン
■トロイ・ハーフォス選手コメント

「KYB MORIWAKI RACINGへ参戦いただく機会を頂き、感謝致します。

モリワキという鈴鹿8耐において、様々な歴史を持つチームで走れることを光栄に思っています。そして、支援してくれたHondaオーストラリアに心から感謝申上げます。

私は“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースで最高のリザルトが得られるよう、高橋選手、小山選手とともにKYB MORIWAKI RACINGのため、全力を尽くします。応援よろしくお願いします。」

鈴鹿8耐に挑むKYBモリワキレーシングの戦いにご期待下さい。

2019 "コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会参戦体制について

RELEASED:2019.6.13

2019年、KYBモリワキレーシングの”FIM世界耐久選手権シリーズ "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース”の参戦体制を発表させて頂きます。

 2017年、9年ぶりの鈴鹿8時間耐久復帰参戦を果たし、3年目の挑戦となる今年。 昨年に引き続きKYBのサポートを受け、エースライダーにJSB1000クラス参戦4年目となる”高橋裕紀選手”を、 チームメイトに世界選手権125ccクラスで活躍し、「コヤマックス」の愛称で親しまれる“小山知良選手”を迎え入れ、 熟成を重ね一層戦闘力を高めた“Honda CBR1000RR モリワキ改”と共に挑みます。

 モリワキサポーターの皆様と「感動・夢・勇気・歓び」を共有できるレースを目指し、チーム一丸となって8時間先の ゴールを目指し戦って参ります。

 鈴鹿8耐に挑むKYBモリワキレーシングの戦いにご期待下さい。

■2019年度 KYBモリワキレーシング参戦体制

チーム名 KYB MORIWAKI RACING
マシン Honda CBR1000RR モリワキ改
総監督 森脇 護
ライダー 高橋 裕紀
ライダー 小山 知良
ライダー Troy Herfoss
高橋 裕紀選手■鈴鹿8時間耐久ロードレース及び全日本ロードレース選手権
'14-'15 MFJ全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス シリーズチャンピオン
'16より MFJ全日本ロードレース選手権 JSB100クラス 参戦
2019年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 鈴鹿2&4レース Race1/11位 Race2/12位
2017 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝 27位
2018 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝 8位
小山 知良選手■鈴鹿8時間耐久ロードレース
'00 全日本選手権125CCクラス 年間チャンピオン
'07 世界選手権125CCクラス 第7戦 カタルーニャGP優勝
'19 全日本選手権ST600クラス 参戦中 ※Round3 SUGO 優勝※
2015 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝 51位
2016 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝 20位
Troy Herfoss選手■鈴鹿8時間耐久ロードレース
'16 オーストラリアスーパーバイク選手権 シリーズチャンピオン
'18 オーストラリアスーパーバイク選手権 シリーズチャンピオン